糖尿病克服日記

  • アジア人の要注意BMI

    体重を身長の2乗で割った数字をBMI (Body Mass Index) といい、肥満度の指標となっている。 これまでにも、アジア人は欧米人に比べ糖尿病になりやすいことは経験的にいわれてきたが、米国糖尿病協会がこの12月、彼らの要注意BMI値を明らかにした。 米国では、最も急成長しているアメリカ人はアジア系であることから、民族的な身体組成の違いに…[つづく]
  • 糖尿病と骨折

    糖尿病では、網膜症や白内障の視力障害を合併しやすく、加えて、神経障害などで立ちくらみを起こし転倒することが多くなります。 また、糖尿病性腎症が進行すると、活性ビタミンDの減少などを起こし、骨が弱くなり、骨折を起こしやすくなるのです。 骨折は、寝たきりになる大きな原因です。 ですから、糖尿病になった場合、日光浴を兼ねて散歩を欠かさず、早めの自…[つづく]
  • インターバル速歩

    インターバル速歩というのをご存じだろうか。 これは、信州大学スポーツ医学科の能勢教授らが考案した運動法で、数多くの効果が実証されている。 方法は、「サッサカ歩き」と「ユックリ歩き」を数分間ずつ交互に繰り返す。 特に時間的なノルマは無いそうだが、ふだん運動していない人なら、1日30分を週4回以上、5か月継続を目標にする。 デンマークのコ…[つづく]
  • 境界型も糖尿病

    アメリカでは、糖尿病予備軍とか境界型という呼び名を「プレ糖尿病」に変えたそうだ。 確かに、糖尿病の診断基準は糖尿病学会が決めたもので、血糖値を正常に保てなくなった体は糖代謝障害が始まっているのだから、病気でないと考えることの方が危険である。 プレ糖尿病の判断基準は、以下のとおり。 【空腹時血糖】100~125mg/dL 【ブドウ糖負荷…[つづく]
  • 65歳以上に強い薬は無効

    1月12日の「JAMA Internal Medicine」オンライン版に、米イエール大学内分泌学助教授Kasia Lipska氏らが、高齢者の糖尿病患者に強い薬を使うべきでないというコメントを出した。 2001年~1012年の全米健康栄養調査から、65歳以上の糖尿病患者1288例について健康状態を3段階に分け、全員が厳格な血糖コントロールを強いられて…[つづく]
  • ステロイドはインスリンの効きを悪くする

    これまで、いくつかの薬剤の副作用による糖尿病リスクが知られている。 そのひとつ、高用量のステロイドで糖尿病リスクが上がることは知られていたが、実は、低用量でも血糖値が上がることが昨年報告された。 オーストラリアの研究で、リウマチ患者9人に低用量ステロイド系薬剤をわずか1週間投与したところ、空腹時血糖値が投与前に比べて上がっていたという。 検…[つづく]
  • 新たな合併症

    糖尿病で充分な血糖コントロールができない場合、認知症を発症しやすいことが米ジョンズホプキンス大学の研究で明らかになった。 この研究は、アメリカの4地域の住民を長期間追跡したもので、中年期に糖尿病を発症すると、20年後に認知症を発症する危険性が糖尿病でない人に比べて19%も高くなるという。 HbA1cが5.7%未満の人に比べ、7%以上の人でより進行…[つづく]
  • 糖質制限食では注意

    京都府立医科大学の岩瀬広哉氏らの研究によると、炭水化物(糖質)摂取量の減少は、植物性たんぱく質摂取量の減少と相関し、2型糖尿病患者ではメタボリックシンドロームのリスク因子となることが分かったそうだ。 対して、動物性たんぱく質の摂取量は炭水化物摂取量の減少と逆相関し、体を酸化させる要因となる。 岩瀬広哉氏らは、「植物性蛋白の摂取量が少なく、食事性酸…[つづく]
  • 2型糖尿病は脂肪組織の炎症が原因!?

    この2月に発表されたイェール大学などの研究によると、インスリンがグルコース産生を抑制するプロセスを、脂肪組織の炎症がプロセスの反転をひき起こしてしまい、高血糖になることを動物実験で明らかにした。 従来、健常者はインスリンが直接肝臓のグルコース生産を抑制すると考えられていたが、2型糖尿病では、このメカニズムが作動しない。 そこで、インスリンは脂肪の…[つづく]
  • 寒い時の運動こそ効果的

    私たちの体の中には、余分なエネルギーを脂肪として蓄積する白色脂肪と脂肪を燃焼し熱を産生する褐色脂肪がある。 褐色脂肪は、体が寒さを感じた時に体内の栄養素を「熱」にして、体を温める働きをする。 ハーバード大学医学部の研究によると、運動によって、筋肉が生成する「イリシン」と、褐色脂肪が生成する「FGF21」というホルモンが高まり、より多くのカロリーが…[つづく]
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