アーカイブ:2016年 12月

  • 糖尿病性網膜症の予防

    糖尿病患者たちの重大な懸念である糖尿病性網膜症は、世界中で失明の主因となっている。 糖尿病性網膜症は、経済的、社会的負担とり、その予防や発症を遅らせるための有効な方策を講じることは重大な事案である。 2016年8月に発表された、スペイン・生物医学研究所の研究によると、2型糖尿病を持つ中高年の患者が、n-3系多価不飽和脂肪…[つづく]
  • 糖尿病と日光浴

    (2014年10月) "Diabetes" 誌に掲載された Telethon Kids Institute(オーストラリア)などの研究。 高脂肪のエサを与えられているマウスに、3ヶ月間紫外線の照射を繰り返したところ、体重増加が30~40%ほど低減され、さらに、空腹時血糖値、インスリン値、コレステロール値の…[つづく]
  • 植物性たんぱく質の勧め

    2016年10月、マサチューセッツ総合病院とハーバード大学からの研究報告。 動物性たんぱく質の量が多いと死亡率が上昇し、植物性たんぱく質がの割合が高いと死亡率が低下したという。 研究は、米国の大規模な疫学研究に参加している、17万人のデータを用いて解析を行った。 生活習慣や他の食事のリスク要因を調整した後…[つづく]
  • GI値は血糖反応の指標にならない

    米国タフツ大学USDA人間栄養学加齢センターの研究によると、血糖値上昇の指標とされていた「GI値」は当てにならないという。 これまで、GI値の低い食品は血糖値を上昇させにくいとして、好ましい食品と考えられてきた。 しかし今回の研究報告では、GI値は個人差が大きく、また同一人物でも食事のたびに変動が大きいので、食品選択のガ…[つづく]
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