うつ予防にブロッコリー

2016年8月、千葉大学社会精神保健教育研究センターが、ブロッコリーなど緑黄色野菜に含まれている「スルフォラファン」という成分が、うつ病の予防や再発防止に効果があると発表しました。

スルフォラファンというのは、抗酸化作用や解毒作用があり、がんなどのさまざまな疾病の予防効果が報告されています。

研究チームは、マウスを使ってストレス状態をつくり、人間と似たようなうつ状態に至らしめました。

しかし、スルフォラファンの前駆体である「グルコラファニン」を含む餌を3週間与えると、うつ症状の発症を予防できる可能性が示されたといいます。

今回の実験により、薬品などに頼らず栄養学的にうつ病を予防・改善できる可能性が高まったといえます。

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