アーカイブ:2015年 2月

  • ステロイドはインスリンの効きを悪くする

    これまで、いくつかの薬剤の副作用による糖尿病リスクが知られている。 そのひとつ、高用量のステロイドで糖尿病リスクが上がることは知られていたが、実は、低用量でも血糖値が上がることが昨年報告された。 オーストラリアの研究で、リウマチ患者9人に低用量ステロイド系薬剤をわずか1週間投与したところ、空腹時血糖値が投与前に比べて上がっていたという。 検…[つづく]
  • 新たな合併症

    糖尿病で充分な血糖コントロールができない場合、認知症を発症しやすいことが米ジョンズホプキンス大学の研究で明らかになった。 この研究は、アメリカの4地域の住民を長期間追跡したもので、中年期に糖尿病を発症すると、20年後に認知症を発症する危険性が糖尿病でない人に比べて19%も高くなるという。 HbA1cが5.7%未満の人に比べ、7%以上の人でより進行…[つづく]
  • 糖質制限食では注意

    京都府立医科大学の岩瀬広哉氏らの研究によると、炭水化物(糖質)摂取量の減少は、植物性たんぱく質摂取量の減少と相関し、2型糖尿病患者ではメタボリックシンドロームのリスク因子となることが分かったそうだ。 対して、動物性たんぱく質の摂取量は炭水化物摂取量の減少と逆相関し、体を酸化させる要因となる。 岩瀬広哉氏らは、「植物性蛋白の摂取量が少なく、食事性酸…[つづく]
  • 2型糖尿病は脂肪組織の炎症が原因!?

    この2月に発表されたイェール大学などの研究によると、インスリンがグルコース産生を抑制するプロセスを、脂肪組織の炎症がプロセスの反転をひき起こしてしまい、高血糖になることを動物実験で明らかにした。 従来、健常者はインスリンが直接肝臓のグルコース生産を抑制すると考えられていたが、2型糖尿病では、このメカニズムが作動しない。 そこで、インスリンは脂肪の…[つづく]
banner5555

お客様の声

お客様の喜びの声

テトウストレ公式通販サイト


転載は固くお断りします

※本サイトの基本原稿は、西洋医学・予防医学・自然医学に基づき独自に執筆したものです。転載は固くお断りします

ページ上部へ戻る