糖尿病克服日記

  • 抗糖尿病薬に注意

    2016年4月、中国・第三軍医大学が、抗酸化物質を含んだ抗糖尿病薬は結腸や肝臓のがん細胞の転移を促進する可能性が高いという研究結果を発表しました。 糖尿病では酸化ストレスが上昇している場合が多く、抗酸化活性を有する抗糖尿病薬が一般的に使われています。 こうした薬剤の2種類を、結腸がんあるいは肝臓がんのあるマウスに投与して…[つづく]
  • 和食は健康寿命を延ばす

    武庫川女子大学国際健康開発研究所の家森幸男所長が、2016年5月19日に京都で開催された「第59回日本糖尿病学会年次学術集会」のシンポジウムで、「健康長寿食:世界食事調査からみた和食」と題し講演しました。 家森氏が行った国際調査で、当然のことですが、生活習慣病の多くは食生活を中心とする環境因子により予防できる可能があることが示されました…[つづく]
  • 糖尿病にはウォーキング

    欧州糖尿病学会(EASD)が発行する医学誌「ダイアベトロジア」に、2016年7月発表された研究結果によると、ウォーキングを無理なく続けることが、ジョギングなどの激しい運動をするよりも、糖尿病を予防するために効果的だといいます。 米国のデューク大学医療センターの研究で明らかになったもので、糖尿病に打ち克つためには、週に12km、つまり1日…[つづく]
  • 肥満パラドックスの否定

    「肥満パラドックス」とは、近年報告が増えている、過体重であるほうが長生きするという説。 この説が、米国のハーバード大学と、英国のケンブリッジ大学の研究者らが中心となって行った共同研究によって否定されました(2016年7月13日『ランセット』誌)。 今までの研究では、解析対象者が低体重が原因というよりも、疾患があることや喫…[つづく]
  • 免疫系が社会行動に影響

    2016年7月、免疫系のT細胞が典型的な社会行動発達に重要な役割を負っているようだ、という研究報告が、『ネイチャー』誌に発表されました。 米国マサチューセッツ大学の研究で、マウスで免疫系のT-細胞から分泌されるある成分(IFN-γ)を阻害すると、マウスの脳を過活動にし、不規則な社会的行動を引き起こすことを発見しました。 …[つづく]
  • テレビの観すぎは危険

    2016年7月、 大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座(公衆衛生学)の磯博康教授らの研究グループは、長時間のテレビ視聴が脚の静脈に血栓(血液の塊)ができ、その一部が肺動脈を詰まらせる、いわゆるエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)を起こしやすくなると発表した。 エコノミークラス症候群は、場合によっては呼吸困難で命を落とすおそれがある…[つづく]
  • 肥満は脳の老化を加速

    脳が老化すると、主に神経組織が集積して走っている領域の「白質」が減少します。 そのため、情報を最短ルートで伝えることができなくなり、以前はスムーズにできていたことが難しくなったり、もの忘れ」も増えます。 英国のケンブリッジ大学精神医学部の研究で、肥満や過体重の人の脳では、やせた人に比べて白質の量が減少することを明らかにし…[つづく]
  • 高血圧症予防食事療法(DASH)と痛風

    高血圧症予防食事療法 (DASH)とは、果物、野菜、低脂肪乳製品の摂取を勧め、飽和脂肪、総脂肪、コレステロールの摂取を減らす、全粒穀物、赤身肉、魚、ナッツ、豆を含む食事です。 こうした食事が血圧を低下させ、尿酸値も下げることを示した、数少ない臨床試験のエビデンスが報告されました。 これは、米国ジョンズ・ホプキンス大学から…[つづく]
  • 睡眠と痛みの関係

    2015年8月、ルウェイ公衆衛生研究所からの研究報告です。 研究対象となる参加者は、ルウェイの10,412名の成人(平均年齢58歳、54%が女性)で、標準的な疼痛感受性検査を実施しました。 その結果、痛みの感受性は、不眠症の頻度および重症度が高まるほど上昇したといいます。 痛みの感受性は入眠時間の長さとも…[つづく]
  • 睡眠時間と糖尿病リスク

    以前、夜間に仕事をする人は糖尿病になりやすいという研究報告を紹介しました。 今回は、オランダ・アムステルダム自由大学医療センターの研究報告で、平均的睡眠時間(7時間)の男性に比べて、睡眠時間の短い群または長い群の男性は、どちらも血糖処理能力が劣ること、そして血糖値が高いことが明らかになりました。 生理学の古い研究報告で、…[つづく]
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